昨日の予報より天気が悪くなって、ちょっと焦りました。
ビニール傘は、できれば買いたくないし(←もう二本溜まっていて傘立てを占領しているんです〜)
連載中
《薫る春》… らぶらぶさせにくい話にしてしまった…。 解決してからベタベタさせるか(汗)
では、正統派バリバリの二枚目男優、ロバート・テイラー(1911〜1969)の続きです。
水のしたたるような(と言うんでしたっけ?)美男子ロバートは、嫋嫋(じょうじょう)とした美女との組み合わせがグッドでした。
彼の代表作で、もっともヒットした『哀愁』がそうです。
原題は、「ウォータールー橋」
橋で出会った名門の青年とバレリーナの卵は、一目で恋に落ちて、将来を誓い合います。
でも、青年は第一次大戦で戦場へ。 娘は身を持ち崩して娼婦へ。
戦後再会して、改めて結婚するのですが、娘の暗い過去がばれそうになり、彼女は思い出の橋でトラックに……
という、まさにメロドラマそのもの、の展開です。
相手役は、名作『風と共に去りぬ』で有名なヴィヴィアン・リー。
後に『美女の中の美女』という映画に出ていますが、ほんとにその通りですよね〜。
演技力も凄いし。
1940年に公開されたこの映画は、戦後大ヒットした日本のメロドラマ『君の名は』のモデルだそうです。
最初に橋の上で会うところなんか、そっくりだそうで。
『哀愁』を撮影しているころ、ロバートは、ハリウッドの憧れの的だった素敵な美人女優、バーバラ・スタンウィックと結婚しています。 彼女のほうが少し年上ですが、幸せなカップルといわれていました。
ただし、二人は一度も同居せず、それぞれの家で暮らしていたそうです(ハテ)
また、ロバートは男の友人が多く、飛行機の操縦や狩りといったアウトドア活動に夢中で、めったに帰ってこないと、奥さんにグチられています。
第二次大戦が激戦になった1943年から3年間、ロバートは海軍飛行隊の中尉として従軍しています。
しかし、常に出撃していたわけではなく、戻ってきて映画を撮ったりしていました。
そのうちの一本に『ロシアの歌(日本未輸入)』という作品があって、そこでロバートは、ソ連びいきの指揮者を演じました。
戦時中、ソ連はアメリカの敵ではなかったので、誰も何も言いませんでした。
ところが、戦後しばらくして、冷戦の時代になると、共産主義者はアメリカに対するスパイだということになり、ロバートも喚問に引っ張り出されました(そんなー!)
映画でソ連好きの役をやったからって、共産主義者とは言えませんよね。
じゃ、殺人者を演じたら人殺しですかー?
あほらしい。
ロバートは、もともと保守主義の人でしたから、審問会でソ連や共産主義に興味がないとはっきり言いました。 ゲイリー・クーパーもおなじ席に呼び出されたそうですが、二人とも他人を告発するようなことは言いませんでした。
でも、後になって、ロバートがダ・シルヴァという俳優について語ったことが問題になり、ダ・シルヴァは映画界から追放されてしまいます。 そのため、ロバートが非難されることがあったようです(困)
政治の駆け引きに利用されてしまったんですね。
この騒ぎは、ロバートの仕事には影響しませんでした。
でも、すごいヘビースモーカーだったので、タバコのせいで顔がだんだんやつれてきました(哀)
それでも、1950年代前半までは、まだ充分二枚目で、歴史物の主役で人気を集めました。
まず、1951年の『クオ・ヴァディス』
ローマの暴君ネロ皇帝によるキリスト教徒迫害を描いたもので、シェンキヴィッチ原作です。
題はラテン語で、「クオ・ヴァディス・ドミネ?」(主よ、いずこへ?)という使徒ペテロの問いから採られています。
ロバートは、リギアという異民族の美少女によってキリストの教えに目覚めるローマ貴族の青年を演じました。 リギアになったのは、エレガントなイギリス美人のデボラ・カーでした。
次は、ウォルター・スコットの代表作「アイヴァンホー」の映画化『黒騎士』です。
アイヴァンホーは金髪じゃん、と思いますが、まあ映画だから人気者を使うのは仕方ないです。
相手役も黒髪のエリザベス・テイラー。
この2作は、大ヒットでした。
気をよくしたMGMは、もう一本、『円卓の騎士』を作りました。
アーサー王伝説をもとにした話ですが、これはさすがに、それほどヒットしませんでした。
ロバートとMGMとの長い付き合いは、この辺りでようやく終わりを迎えます。
1934年、最初に契約してもらった恩義を、ロバートはずっと忘れませんでした。
それをいいことに、MGMのワンマン社長ルイス・B・メイヤーは、全盛期のロバートの給料をとんでもなく低く抑えていたのです(怒)
周囲はロバートに、もっと高く評価してくれる他の会社に行ったら? と勧めました。
でも、ロバートは、メイヤーが死んでMGMと仲違いするまで、実に24年間も、MGM一筋で通しました。
最長記録だそうです。
友達、仲間、恩人を大切にする人でした。
MGMを遂に離れた後、自分のプロダクションを作ってテレビに進出。
「The Detectives」という探偵物を3年間続け、その後も西部劇などで活躍していましたが、煙草の影響か、肺ガンになってしまい、まだ57歳の若さで世を去りました。
1951年にバーバラと別れた後、3年後にアーシュラ・シースと再婚。 子供が二人います。
web拍手ありがとうございます! ゴールデンウィーク楽しんでますか〜? 初日からあちこちで雨になって、ちょっと残念ですねー。
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ビニール傘は、できれば買いたくないし(←もう二本溜まっていて傘立てを占領しているんです〜)
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《薫る春》… らぶらぶさせにくい話にしてしまった…。 解決してからベタベタさせるか(汗)
では、正統派バリバリの二枚目男優、ロバート・テイラー(1911〜1969)の続きです。
水のしたたるような(と言うんでしたっけ?)美男子ロバートは、嫋嫋(じょうじょう)とした美女との組み合わせがグッドでした。
彼の代表作で、もっともヒットした『哀愁』がそうです。
原題は、「ウォータールー橋」
橋で出会った名門の青年とバレリーナの卵は、一目で恋に落ちて、将来を誓い合います。
でも、青年は第一次大戦で戦場へ。 娘は身を持ち崩して娼婦へ。
戦後再会して、改めて結婚するのですが、娘の暗い過去がばれそうになり、彼女は思い出の橋でトラックに……
という、まさにメロドラマそのもの、の展開です。
相手役は、名作『風と共に去りぬ』で有名なヴィヴィアン・リー。
後に『美女の中の美女』という映画に出ていますが、ほんとにその通りですよね〜。
演技力も凄いし。
1940年に公開されたこの映画は、戦後大ヒットした日本のメロドラマ『君の名は』のモデルだそうです。
最初に橋の上で会うところなんか、そっくりだそうで。
『哀愁』を撮影しているころ、ロバートは、ハリウッドの憧れの的だった素敵な美人女優、バーバラ・スタンウィックと結婚しています。 彼女のほうが少し年上ですが、幸せなカップルといわれていました。
ただし、二人は一度も同居せず、それぞれの家で暮らしていたそうです(ハテ)
また、ロバートは男の友人が多く、飛行機の操縦や狩りといったアウトドア活動に夢中で、めったに帰ってこないと、奥さんにグチられています。
第二次大戦が激戦になった1943年から3年間、ロバートは海軍飛行隊の中尉として従軍しています。
しかし、常に出撃していたわけではなく、戻ってきて映画を撮ったりしていました。
そのうちの一本に『ロシアの歌(日本未輸入)』という作品があって、そこでロバートは、ソ連びいきの指揮者を演じました。
戦時中、ソ連はアメリカの敵ではなかったので、誰も何も言いませんでした。
ところが、戦後しばらくして、冷戦の時代になると、共産主義者はアメリカに対するスパイだということになり、ロバートも喚問に引っ張り出されました(そんなー!)
映画でソ連好きの役をやったからって、共産主義者とは言えませんよね。
じゃ、殺人者を演じたら人殺しですかー?
あほらしい。
ロバートは、もともと保守主義の人でしたから、審問会でソ連や共産主義に興味がないとはっきり言いました。 ゲイリー・クーパーもおなじ席に呼び出されたそうですが、二人とも他人を告発するようなことは言いませんでした。
でも、後になって、ロバートがダ・シルヴァという俳優について語ったことが問題になり、ダ・シルヴァは映画界から追放されてしまいます。 そのため、ロバートが非難されることがあったようです(困)
政治の駆け引きに利用されてしまったんですね。
この騒ぎは、ロバートの仕事には影響しませんでした。
でも、すごいヘビースモーカーだったので、タバコのせいで顔がだんだんやつれてきました(哀)
それでも、1950年代前半までは、まだ充分二枚目で、歴史物の主役で人気を集めました。
まず、1951年の『クオ・ヴァディス』
ローマの暴君ネロ皇帝によるキリスト教徒迫害を描いたもので、シェンキヴィッチ原作です。
題はラテン語で、「クオ・ヴァディス・ドミネ?」(主よ、いずこへ?)という使徒ペテロの問いから採られています。
ロバートは、リギアという異民族の美少女によってキリストの教えに目覚めるローマ貴族の青年を演じました。 リギアになったのは、エレガントなイギリス美人のデボラ・カーでした。
次は、ウォルター・スコットの代表作「アイヴァンホー」の映画化『黒騎士』です。
アイヴァンホーは金髪じゃん、と思いますが、まあ映画だから人気者を使うのは仕方ないです。
相手役も黒髪のエリザベス・テイラー。
この2作は、大ヒットでした。
気をよくしたMGMは、もう一本、『円卓の騎士』を作りました。
アーサー王伝説をもとにした話ですが、これはさすがに、それほどヒットしませんでした。
ロバートとMGMとの長い付き合いは、この辺りでようやく終わりを迎えます。
1934年、最初に契約してもらった恩義を、ロバートはずっと忘れませんでした。
それをいいことに、MGMのワンマン社長ルイス・B・メイヤーは、全盛期のロバートの給料をとんでもなく低く抑えていたのです(怒)
周囲はロバートに、もっと高く評価してくれる他の会社に行ったら? と勧めました。
でも、ロバートは、メイヤーが死んでMGMと仲違いするまで、実に24年間も、MGM一筋で通しました。
最長記録だそうです。
友達、仲間、恩人を大切にする人でした。
MGMを遂に離れた後、自分のプロダクションを作ってテレビに進出。
「The Detectives」という探偵物を3年間続け、その後も西部劇などで活躍していましたが、煙草の影響か、肺ガンになってしまい、まだ57歳の若さで世を去りました。
1951年にバーバラと別れた後、3年後にアーシュラ・シースと再婚。 子供が二人います。
web拍手ありがとうございます! ゴールデンウィーク楽しんでますか〜? 初日からあちこちで雨になって、ちょっと残念ですねー。
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web拍手より
21:34 「金の声・鉛の道、がとても面白いです。 続きを期待しています!!(^ー^)
← わお、ありがとうございます! もうじき再会して、グワッと波乱万丈になる(予定)です。 応援していただくと力が出ます。 がんばるぞっ!
《聖エラスムスの火》について
10:48 の方、早くもロマンス小説同盟から来てくださって、有難いです! 楽しんで読んでいただけたようで、ほっとしました。 「あしながおじさん」をちょっと意識した話ですが、結末は微妙に違いますよね。 すてきなご感想ありがとうございました!
《春風とバイオリン》、《丘の家》、《国境》にご感想を寄せてくださった方々、ありがとうございました!

