青空

まだ日中は少し暑いですが、空はすでに秋。




連載中
《誓いは牢獄で》… 一難去ってまた一難、という感じですか。




では、第二次大戦中にデビューした美人女優、ジェニファー・ジョーンズ(1919〜)の続きです。

1944年は、まだ戦争中でした。
戦意高揚映画の一つとして、セルズニックは自ら脚本を書き、『君去りし後』をプロデュースしました。
監督は、ジョン・クロムウェル。 原作はマーガレット・B・ウィルダーです。

主役は、夫を戦地に出したアン・ヒルトン(←クローデット・コルベール)。
留守家族は、他に二人の娘ジェーン(←ジェニファー・ジョーンズ)とブリジェット(←シャーリー・テンプル)で、男手がいなくなりました。
そこでアンは、退役軍人のスモーレット元大佐(←モンティ・ウーリー)を下宿させることにします。
スモーレットには、体の弱い孫のビル(←ロバート・ウォーカー)がいました。 何度も祖父を訪ねて下宿に来るうちに、ビルは長女のジェーンと互いに惹かれ合うようになります。

人の出入りが多くなったため、アンは以前雇っていたメイドのフィデリアを再び雇い入れました。
そのすぐ後、アンソニー・ウィレットという中年男が下宿を申し込んできます。 アンソニーは、昔アンを愛していた男性でした。

アンソニーが゛戦場へ出発した後、アンの夫が久しぶりに休暇で戻るという知らせが来ました。
でも、時間がなくて故郷には帰れないというのです。 アンは大急ぎで駆けつけますが、わずかの差で会えませんでした(哀)

戦地へ戻った父に、ジェーンは手紙を書いて、従軍看護師になりたいと告げました。
父は賛成の返事をくれましたが、その直後に行方不明になってしまいます。

不安に駆られる家族は、ついにビルまで出征することを知り、ショックを受けました。 ジェーンはビルの申し込みを受け、二人は一度だけキスして、しばらくの別れを告げます。

しかし、ビルは婚約者の元に戻ってこられませんでした。 しばらくして、ビル戦死の公報が、スモーレットに届きました(悲)

クリスマスの夜、一家が、戦場から帰還したアンソニーやスモーレットを交えて、ささやかなパーティーをしていると、電話が鳴りました。
それは、アンの夫が無事発見されたという知らせでした。



戦争そのものではなく、留守家族の心配と頑張りを描いた映画です。
やや綺麗事に作られていますが、ホロリとするシーンもあります。

ジェニファーの相手役ビルには、現実の夫ロバート・ウォーカーが選ばれています(複雑)
ロバートは、前年(1943年)の『バターン総攻撃』で若手スターの仲間入りをしていて、その年の10月には、既にジェニファーと別居していました。





web拍手ありがとうございます! 今日あたらしく、web拍手に《また会おうね》全9章という話を入れました。  題から想像するのとはちょっと違った感じの話かも。 よろしかったら読んでみてくださいネ。



《聖エラスムスの火》、《貿易風》にご感想を寄せてくださった方々、ありがとうございました!

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jiris

  • Author:jiris
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    好きなもの:生きとし生けるもの(動植物、昆虫を含む。例外は蚊とゴキブリと、花につくアブラムシ)
    好きな作家:シャーロット・マクラウド、ロバート・ゴダード、キャロリン・G・ハート、ケン・フォレット等多数
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